簡単に作れる巾着袋の作り方をご紹介します。
給食袋やコップ袋位の大きさは作りやすいので、初心者の方におすすめです。
手縫いなし、すべてミシン縫いで完成できます。
気軽に作っていただけるように型紙もご用意しました。
(ダウンロード後、A4サイズでプリントアウトしてはさみで切って、そのまま型紙として使えます。)
幼稚園や保育園、小学生のお子さんは使う機会が多いサイズ。
生地を変えるだけで雰囲気を自由自在に変えられるので、大人の方の小物入れなどにも使えます。
難しい作業工程はないので是非作ってみてください。
難易度 ★☆☆☆☆
〇出来上がりサイズ・仕様
横19cm×縦22cm
マチなし、裏布なし
片ひもタイプ(途中の制作工程を一部変更すれば、両ひもタイプにもできます。)
〇材料
・パターン(型紙) >>無料ダウンロード(PDF)はこちらから
(A4サイズでプリントアウトし、はさみで切ってそのまま型紙としてお使いいただけます。)
・表布A(綿シーチング)
横21cm×縦18.7cm …2枚
・表布B(綿オックス)(←水通し・地直し済みのものを使用しました。)
横21cm×縦16.6cm …2枚
・アクリルひも(細・約4mm)
・ミシン糸(シャッペスパン60番/普通地用「COL.243」)
〇使う道具
・チャコペン、定規
・まち針、ピンクッション
・裁ちばさみ
・糸切りばさみ
・ひも通し
・アイロン、アイロン台
・ミシン(直線縫い + ジグザグミシンorロックミシン)
(今回実際に使用した材料やおすすめの道具について、ページ下部に記載してあります。)
1.生地を準備する。
①生地の水通し、地直し
裁断前に行います。
綿や麻などの自然素材は洗濯後に収縮する事が多いので、水通しする事をお勧めします。
(今回、実際に使用した表布Bのように、水通し・地直し済みのものはこの工程は不要です。)
②裁断
裁断では印付けをなるべく簡略化できるように、縫い代付きのパターンで制作しています。
袋口部分以外はすべて縫い代1cmで設定しています。
(一般的なミシンに付いているガイド1cm部分に合わせながら縫うと簡単に綺麗に仕上がります。)
今回、印付けはひも通し部分にだけ 制作の途中段階で付けます。
2.切り換え部分を縫って、ジグザグミシン(またはロックミシン)
表布Aと表布Bの中表に合わせてミシンをかけます。
(ミシンをかける際は、縫い始めと縫い終わり部分は、毎回2~3針返し縫をしてください。)
※また、今回のこのユニコーン柄のように生地の柄に上下がある場合は向きに注意してください。
3.切り替え部分を倒してアイロン→ステッチミシン
4.両サイドにジグザグミシン(またはロックミシン)
5.中表に布を合わせて、サイド部分にミシン
片方は上から下までミシン。
もう片方は紐通し部分1.8cmは縫わずにミシンをかけます。
6.サイドの縫い代をアイロンで割る。
7.袋口部分を1cm折ってアイロン→2cm折ってアイロン。
8.表に返して 裏側から袋口部分を一周ミシン。
9.紐を通して、結んで完成。
仕上げにアイロンをかけると、綺麗に仕上がります。
この要領でサイズを変えて、体操着袋やお着替え袋などを作れます。(説明が分かりにくいなどあるかもしれません…、何卒ご容赦くださいませ。)
巾着は色々な作り方がありますが、ハンドメイド作家としてたくさん作ってきた中で試作を重ねた結果、個人的にはこれが一番簡単で綺麗にできるとたどり着いた方法です。よろしければ参考にしてみてください。
〇 今回実際に使用した材料やおすすめの道具について 〇
下記で紹介するリンク先は通販サイト「楽天市場」で、品質も良くて価格もお手頃ですが、
お近くの手芸用品店や100円ショップで揃えたものでももちろんOKです。
ちなみに、一つのお店で気に入った材料が揃わない事が多いので、私は通販 7:実店舗 3くらいの割合で購入しています。
100円ショップのもので十分な道具もあれば、逆に使いにくくて結局手芸用品店で買い直す事もありますが、数回使用する程度であれば問題ないものがほとんどだと思います。
| 実際に使用した材料
・表布A(ユニコーン柄)
・表布B(無地/ラベンダー)
・アクリルひも(細/ラベンダー)
・ミシン糸(シャッペスパン60番/普通地用「COL.243」)
| 使用した道具・おすすめの道具
・チャコペン
・定規
・まち針
・ピンクッション
・裁ちばさみ
・糸切りばさみ
・ひも通し
・アイロン
・アイロン台
・ミシン(直線縫い + ジグザグミシン)